顔パスでお金をおろせる

時事ニュース

どうもミトコンドリオンです。

気になったニュースがありましたので、取り上げたいと思います。

りそな 顔認証で店舗で入出金可能なシステム導入へ 金融機関では初

ざっくり内容

これは顔認証で入出金ができるシステムをりそなホールディングスが来年度をめどに導入する予定というニュースです。

スマホにおいては顔認証は当たり前になりつつありますが、金融機関では初めての取り組みのようです。

りそなホールディングスはパナソニック、JCB、大日本印刷の4社で連携して、その他の小売店などでも顔認証で決済できる共通システムの構築も計画しているとしています。

金融機関での他の認証

銀行ATMでは通常、カードと暗証番号が必要です。

しかし、その暗証番号の代わりになるものとして、生体認証を使用している銀行はすでにあります。

生体認証とは

指紋や静脈、声など、身体の一部の要素を用いて、本人を特定する認証方法です。「バイオメトリクス認証」とも呼ばれます。

あらかじめ個人を特定できる身体的または行動的な特徴を登録しておき、認証時に照合して本人かどうか判断します。

身近なところで言うと、スマホの指紋認証や顔認証といったところでしょうか。

すでに生体認証として、金融機関では指静脈認証を導入しているところは多くあります。りそな銀行もすでに指静脈認証は導入しています。

しかし、まだ多くの金融機関では指静脈認証だけでは入出金はできないのが現状です。

生体認証の目的はより強固なセキュリティのため、キャッシュカード+暗証番号+生体認証、またはキャッシュカードと生体認証がセットとなっています。

そこから進んだのが、「カードレス」です。つまり、指静脈認証のみで入出金が可能になりました。これを初めて導入したのが、イオン銀行です。

そして、さらに進んだのが、今回の顔認証で入出金するシステムとなります。

生体認証のメリット

やはり、「カードレス」に尽きるでしょう。

キャッシュカードなどを持たずに銀行で手続きできるため、紛失や不正利用されるリスクが減ってセキュリティ上の安全性も高くなります。

今後はどうなるのか個人的な予想

現在、銀行の店舗数が減っており、そもそも店舗にいく必要がない場面が多くなっているのではないかと思っています。

また、電子マネーでスマホ決済を進めており、それよりもキャッシュレス進めているため、そもそも現金の必要性が低くなっており、個人レベルでは顔認証システムが増えていってもあまり普及するのがゆっくりになると予想しています。

セキュリティの面でも遺伝的に似ている双子では個人を特定できないケースが出てくる点を考えると、まだまだ課題が残っているとも思っています。

ちょっとした手間の部分では、コロナ禍でマスク姿が通常となりつつあるのに、いちいちマスクを外すのか?目元だけで認識できるのか?とも思っています。

法人の場合は顔認証で入出金できれば手間は省けるのかもしれませんが、店舗にいく必要が出てくるため、そこまで省略できているのか?とも思っています。ネットバンキングで済ますことができるのであれば、パソコンの画面で顔認証できるようにしないと。

入出金は必要な外出ですが、どこにいてもビジネスができる世の中になると言って、まだまだ顔認証は途中の段階だと感じました。

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