適職を見つけませんか?

読書

どうもミトコンドリオンです。

「やりたいことはよくわかりませんが、私の適職を教えてください!」

本書は悩んでいる笹山さんと偶然出会ったアドバイザーのジョン田中さんとの対話形式で進んでいきます。

本書の中で笹山さんは「このまま今の会社に居続けても良いのだろうか」「もっと自分が活躍できる場所があるのではないか」「今の仕事にやりがいを感じられない」「将来どうなるか不安で仕方がない」と悩んでいます。おそらく実際にこのような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。

それに対してジョンさんが段階を追ってその解決策を教えてくれるといった内容になります。

ざっくり言うと

適職を見つけるには段階があります。

①自分について知る

②自分が積み上げた強み、本来備わっている強みの把握

③やりたい仕事を見極める

④行動する

以上になります。

それでは簡単ですが、説明していきます。

①自分について知る

本書ではまず、やりたいことを知るために、簡単なワークから始まります。

・ワクワクセンサーを作動させる

これは日常で自分が少しでもワクワクしたことを挙げることです。例えば、ロック音楽を聞いているとワクワクするや海外旅行で知らない街を歩くとワクワクするとかです。また、通勤中でも、昼休み中でも自分が少しでも興味を持った、ちょっとしたワクワクしたことをメモっておくことが紹介されています。これにより、自分が何でワクワクするのか把握することができ、やりたいことを想像しやすくなっていきます。

・過去の自分を振り返ってみる

ワクワクすることを見つけるためには子どもの頃を思い出すことも有効です。過去の記憶を思い出して、どんなことでワクワクしたのか、どんな時に楽しかったのか、嬉しかったのか、今までの自分を振り返ることで本当にやりたいことを見つけることができます。

・トラウマと向き合う

楽しかったことだけではなく、ネガティブなことも同時に思い出してみましょう。なぜ思い出すかと言うと、そのトラウマが行動を無意識に邪魔をする可能性があるからです。トラウマを思い出すことは気持ちがしんどくなりますが、そのトラウマが本当にやりたいことを妨げている可能性があります。チャレンジすることでトラウマは克服できますので、踏ん張って思い出してみましょう。

②自分が積み上げた強み、本来備わっている強みの把握

次に自分の強みについて考えていきます。ここでは「積み上げ型の強み」「本来備わっている強み」についてです。

「積み上げ型の強み」とは営業経験が20年あるや資格を持っていると言ったものになります。大きく言うと知識や経験になるかと思います。

「本来備わっている強み」とは人をまとめるのが得意や整理整頓が得意といったものになります。その人の性格や特性といった感じです。把握が難しいですが、100人いても1番になれるレベルで考えてください。

そんなこと言ったって強みなんて無いと思う人もいらっしゃると思いますが、本書では別の見方を紹介しています。

それは周囲の人からの頼まれごとです。自分では気づきにくいのですが、周囲の人はあなたが得意だと認識されているから頼まれごとをするのです。本書の笹山さんは、プレゼン資料をよく頼まれるため、自分では気づきませんでしたが、周囲の人からは資料作りが上手いと評価されていることに気づきました。頼まれごとはやりたくないこともありますが、一度やってみて自分がどのように評価されているのか、確認してみても良いのではないでしょうか。

また、欠点も捉え方によっては長所になります。

繊細で何事も気にしすぎると言う欠点⇨他の人が気づかなかった重大な問題に気づくという長所

いつも無神経で強引に仕事を進めるという欠点⇨自分のやり方ですごい数の新規開拓を達成したという長所

③やりたい仕事を見極める

ここでやっとやりたい仕事を考えることになります。

本当にやりたい仕事とは「やりたいこと」×「本来備わっている強み」になります。

笹山さんは「自分で作ったもので人を喜ばせる」×「周りと協力して目標に向かう力」=ゲームやアプリを開発する仕事を導き出しています。

やりたい仕事が見つかったらその先を考えます。それは「転職」「起業」「副業」です。これらにはメリット、デメリットがあるので注意しましょう。

④行動する

やりたい仕事が見つかったら、行動してみましょう。しかし、いきなり大きく行動することはお勧めしません。小さい行動から始めることです。小さい行動でしたら失敗も小さくて済みます。失敗に慣れ、素早く軌道修正できれば大丈夫です。

現状、サラリーマンの人はいきなり転職や起業はリスクがあるため、副業から始めるのが良いかもしれません。また、転職、起業に向けて少しずつ情報収集するのも良いでしょう。

ただ忘れてはいけないのは、自分が役立てる人に価値を提供し続けることです。やりたいことをやっているだけではビジネスになりません。価値を提供できてこそビジネスになり、仕事になるのです。

うまくいかなった時はビジネスのやり方を変えたり、効果のないやり方を切り捨てることが必要になります。これによりお客様の本当のお困りごとに届いているか確認が必要です。

まとめ

本書のタイトルは「〜適職教えてください」ですが、答えは教えてもらうのではなく、自分の中にあることに気付かされました。

私も仕事をしていて不満を持つことが多いですが、本書を読んで、やりたいことと強みを見つけた時、今の会社でもできているのかなと思いました。

私とは違って、別の環境に移った方が良い人もいるかもしれません。また、これから進学、就職活動をする人も考えてみることは良いかと思いました。

書籍情報

やりたいことはよくわかりませんが、私の適職教えてください!

著者

田中勇一(たなか ゆういち)

キャリアチェンジサロン代表

小林義崇(こばやし よしたか)

元国税専門官のブックライター

目次

STEP1 人生の迷いを生む5つの「誤解」を解く

STEP2 「情熱」に火をつける

STEP3 「方向性」を仮決めする

STEP4 「本当にやりたいこと」をつかむ

STEP5 実際に「仕事」にしてみる

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