経営していく上での考え方

読書

どうもミトコンドリオンです。

今回も気になったコラムや用語についてご紹介しようと思います。

大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる

技術的トラジェクトリ

技術的トラジェクトリ(軌道)の概念。

製品の性能は時間とともに徐々に上昇していくのですが、それは1つの製品の性能が徐々に向上しているのではなく、潜在的な別の機能を持ったものが表面化して、全体的に性能が向上しているように見えるのです。

連続した技術的トランジェクトリが出現して、これがトランジェクトリ持続的な技術革新となります。

NIH症候群

なんでも自前でやりたがる人たち

イノベーションの妨げになる感情論

企業で研究開発している技術者にとっては社外のマニアやオタクの存在は目障りかもしれません。

技術者は自分たちだけが専門家となり、すべてをやれば良いと思っている。自前主義、NIH(not invented here)症候群と言います。自分たちで開発したものでなければ、使いたくないという心の狭い考え方のことです。

自前主義というからに閉じこもることで、社外に存在する新しい技術を取り入れない、つまりイノベーションの妨げになるのです。

私もすべて自分でやらないと気が済まないタイプです。また、今あるものを組み合わせて問題、課題を解決しようと考えるタイプでもあります。

このままでは将来、職人タイプになりますが、融通が利かず、新たな価値は生み出しにくい状況になると思います。

逆に、周りを巻き込んで仕事、プロジェクトを進めていき、新たなものを取り入れて問題、課題を乗り越えていくタイプの人もいます。

このままいけば、仕事はスムーズに進み、成果を出すことはできるでしょう。しかし、本人は目立ったスキルを身につけることは難しいかもしれません。

結局、どっちのタイプもできるようになるのが理想かと思いますが、まずは自分がどちらのタイプか知ることから始めましょう。

ゲートキーパー

コミュニケーションのカギとなる「スター的存在」

組織の内外をつなぐ役割

どの研究開発組織にも、コミュニケーションのカギとなるスター的存在がいるらしいです。

そういった人たちは一般の技術者よりも技術専門紙の読書量が圧倒的に多く、外部情報との接触頻度も多かったのです。このコミュニケーション・スターこそがゲートキーパーというわけです。

ゲートキーパーは組織内の誰とでもコミュニケーションをとっており、さらに組織外部との接触も極めて多い人です。ゲートキーパーの特徴として①高度の技術者、②大半は第一線の管理者、③技術系の経営者という点です。

しかし、ゲートキーパーとパフォーマンスの関係はまだよくわかっていないようです。

オープン・イノベーション

企業内外のアイデアを活かす

社内の技術基盤を開発に生かしていくが、漏れたものも他社市場、新市場に投入して機会を増やしていく。

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