どうもミトコンドリオンです。
今回はこちらの書籍をご紹介しようと思います。
書籍情報
私を振り回してくるあの人から自分を守る本
著者
Joe
モラハラ対策カウンセラー
1976年生まれ。典型的なモラルハラスメントの関係になる両親のもとに生まれ、幼少期を過ごす。その経験を通して、モラルハラスメントをする人、される人の心理を知り、その後徐々に、周囲の同様の環境にある人たちに、モラハラ対処のアドバイスをするようになる。現在は、世の中の離婚できない事情のあるモラハラ被害者を対象に、モラルハラスメントの被害を受けないためのメソッドを伝えるため、『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』として、個人カウンセリングや各地での講演等の活動をしている。著書『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』
ざっくり内容
頼まれたら断れない。
気が付いたら相手のペースに巻き込まれている。
なんだか都合よく使われているような気がして、いつもモヤモヤする。
そんなあなたがなぜいつも人に振り回されてしまうのか。
そういった人たちには共通点があります。
それは「いつも自分の心を開け放ちすぎていること」です。
自分の心をいつも開け放っているため、あなたの心がいつも無防備となり、周りのどんな人とも繋がりたい放題になってしまいます。なので、他社から脅されたり、いつも勝手にコントロールされてしまっているのです。
実を言うと、あなたの心の中は誰にも見られていません。
ただ、周りの人はあなたの言動から心を推測したのです。もし、あなたが相手から心の中を見透かされたと思ったなら、それは単に、あなたが心のままに動いているからです。結果、まるで心の中を見透かされたように錯覚し、そわそわしてしまうのです。
だったら、どうしたら良いか。
心のままに動かなければ良いのです。つまり、自分の心と違う動きをすればいいのです。
心の「ままに」動くのではなく、心の「ために」動くこともできます。
人は他人の心の中を見透かすことはできません。あくまで、言動からその人の心を推測するのです。よって、心と違う動きができれば、相手は推測することができず、結果、振り回すことができなくなるのです。
もちろん、すべての人に対して、このように行動するというわけではありません。
あなたが心を開きたい人には好きなだけ、心のままに行動して、親密になれば良いのです。
世の中のすべての人が、あなたに対して、決して好意的ではありません。
中には都合よくあなたを振り回そうとする人もいるでしょう。そう言った人に対して、自分をコントロールし、振り回されないように、自分を守る必要があります。
Prologue
良好な人間関係は距離感が保たれている
人間会計は近いほどいいという勘違い
夫婦ならこれくらいの距離感、親友ならこれくらいの距離感など、決まった距離感はありません。夫婦でも四六時中一緒にいた方がいい夫婦もいるし、1人の時間を大事にする夫婦もいます。
つまり、心地よい距離感は人それぞれ。しかし、振り回されやすい人は例外なく、過剰に相手に近づこうとしています。近づけば近づくほど内面が見えやすくなるので、これも心を読まれてしまう一因となってしまいます。
すると、人間関係はそれぞれの距離感があるということです。
その距離感はどうはかるのか。それは愛されたい相手なのか、嫌われたら困る相手なのか。
好き・嫌いの二択ではなく、普通の感情にするといったことも重要です。
距離感が分かったら、それを調整していきます。その調整には優しさと威圧感を用います。
優しさは相手とかかわりに行くためのものです。
威圧感は相手のコントロールから外れるためのものです。
良好な人間関係(距離感)を保つにはこの二つを交互に、あるいは混ぜながら差し出して築いていきます。
威圧感というと少し物騒に思うかもしれませんが、あくまで威圧「感」です。
直接的な言葉や行動ではなく、「威圧している雰囲気をまとう」ということです。
それとない言葉や、さりげない態度や振る舞いで、相手に「この人を振り回すことはできないんだ」と感じさせることです。これが防御のための威圧感の最大の目的であり、効能です。
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