夏への扉

読書

どうもミトコンドリオンです。

今回はSF小説の名作である「夏への扉」をご紹介しようと思います。

こちらもYoutubeで岡田斗司夫さんの動画をみて、興味を持ったので読んでみました。

裏表紙には下記のように紹介文が書かれています。

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ!そんな時、〈冷凍睡眠保険〉のネオンサインにひきよせられて……永遠の名作。

夏への扉 ロバート・A・ハインライン 福島正実[訳]

「冷凍睡眠」という言葉がいかにもSFっぽい感じを出してきます。

また、絶望した主人公が冷凍睡眠により未来で蘇り、人生を謳歌していくストーリーだと思っていました。

しかし、内容はそんな単純な構成ではなかったのです。

それではご紹介していこうと思います。

書籍情報

夏への扉

ロバート・A・ハインライン

訳者

福島 正実

個人的な感想

本書は1956年に書かれており、作品の舞台である1970年はまだ訪れていません。まして、2000年はさらに未来になります。

それでも著者は未来を想像して、この作品を書き上げているので、発想力がすごいとしか言いようがありません。

作中の2000年では家事代行ロボットが登場しており、ルンバやペッパーを彷彿とさせたり、映画ではなく、映動(グラビー)という3Dアトラクションのようだったりと現代に似たようなものがあるため、こういう点は的中していると思いました。

衣類が自動でフィットしたりする点は、今でも実現していません。

ギャップがあったのは、相手の連絡先を調べたりするときは電話帳を使用しているので、そこまでは想像できなかったかと思ってしまいます。また、インターネットが普及していないようで、調べ物をするにも実際にそこを訪れないと分からないという設定も惜しいと感じてしまいました。

ネタバレ含む

紹介文から物語は主人公が冷凍睡眠により2000年で目覚め、そこで活躍する話だと思っていましたが、全然冷凍睡眠に進まず、もしかしたら1970年を舞台に事件を解決するのかと思ってしまいました。

でも、しっかりSFということで、冷凍睡眠により2000年に舞台が移ります。

と言いつつ、2000年での話はダンのどうやって生活していくのか、姪はどんな生活しているのか、など裏切られたことは悔やみながらも2000年の新しい生活に希望を持っていました。

そして、今度はタイムスリップで再度1970年に戻るという展開にびっくり。

1970年に戻って、なんとか未来への下準備をして再び冷凍睡眠により2000年に戻ります。

再度2000年で目覚めて、すべてうまくいって、めでたしめでたし。といったストーリーです。

タイムスリップ小説でここまで行ったり来たりして、伏線も回収して、ハッピーエンドで終わるため、お勧めできます。

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