どうもミトコンドリオンです。
日々ストレスを感じている人は多いと思います。
また、ストレス解消法も人それぞれ持っていると思います。
しかし、ストレス解消が苦手な人もいることでしょう。私もその一人です。
そこで今回はこの本を紹介しようと思います。
少しは参考にできる部分が見つかるかもしれません。
書籍情報
図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました
著者
堀田 秀吾 (ほった しゅうご)
言語学者(法言語学、心理言語学)。明治大学教授。
1991年、東洋大学文学部英米文学科卒業。
1999年、シカゴ大学言語学部博士課程修了(Ph.D. in Linguistics、言語学博士)(ジェームズ・マコーレー(James D. McCawley) 教授、ジェロルド・セイダック(Jerrold M. Sadock)教授に師事)。
2000年、立命館大学法学部助教授、2003年、法学部および言語教育情報研究科助教授、2007年、同准教授。
2005年、ヨーク大学 (カナダ)オズグッドホール・ロースクール修士課程修了、2008年同博士課程単位取得退学。
2008年、明治大学法学部准教授。
2010年、明治大学法学部教授。
商標や裁判員裁判などの司法分野におけるコミュニケーションにおいて、社会言語学、心理言語学、脳科学などのさまざまな学術分野の知見を融合した多角的な研究を国内外で展開している。また、研究以外の活動も積極的に行っており、企業の顧問や芸能事務所の監修、ワイドショーのレギュラー・コメンテーターなども務める。著書に『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(2012)クロスメディア・パブリッシング(共著)(2012年TSUTAYAビジネス書部門年間ランキング1位)、『科学的に元気になる方法集めました』(2017)文響社(単著)、『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(2020)サンクチュアリ出版(単著)など多数。
ざっくり内容
100個解消法が紹介されていますが、早寝早起、ポジティブ思考、運動する、姿勢を正しく、挨拶するなど、規則正しい生活をすること自体がストレス解消につながるらしいです。
世間的にストレス解消法とされている方法について、世界で発表されている科学的な根拠も紹介されているので、信憑性は高いのかもしれません。
気になったストレス解消法
おでこをタッピングする
自撮りする
瞑想する
関係ない作業をする
怒りを覚えた瞬間に左拳を握る
八方美人でかまわないと考える
悪いニュースを見続けない
個人的な感想
ストレス解消法を100個紹介されていますが、所々、矛盾している部分もみられました。
例えば、「フェイクスマイルをする」
これは笑顔を作ることで、気分も後から楽しくなると言った解消法です。
しかし、別の項目では「ムリして笑わない」
悲しい気持ちの時に無理して笑うと気分がより落ち込んでしまうため、逆効果になる
といったように、笑った方が良いのか、良くないのかよく分かりません。
また、似たような項目もあります。
「朝目覚めたら楽しい記憶を思い出す」と「嫌な気持ちのまま寝ない」
これは寝る前と起きた時とポジティブな感情を持つように進めていますが、ぶっちゃけ同じ?と思ってしまいました。
気分良くいることで自分への自己暗示と、周囲にも良い影響を与えるので、ゆくゆくは自分にも回り回って戻ってくるので、良い方法かもしれません。
さらに、「徹夜はしない」「睡眠を8時間とる」といった項目は同じようなことを言っているように見えます。
睡眠時間をしっかり摂ることは重要なのですが、なんか同じことのような気がしてモヤモヤしました。
おそらく、研究した機関や対象の条件が異なってしまっているため、このように似たような方法が別項目で紹介されているだと思っています。
本書は100個のストレス解消法が紹介されていますが、全てを実行するのではなく、その都度、自分がストレスを感じたと思った時に、自分に合った解消法を実行していただければと思います。
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