どうもミトコンドリオンです。
今回もテレビで気になったニュースを取り上げたいと思います。
ファミマ店舗で「薬」を受取。オンラインで注文・非接触で買える「ファミマシー」
それでは内容を私なりに紹介します。
ざっくり内容
ファミリーマートが店舗に設置した認証機能付きボックスで「薬」を受け渡せるサービス「ファミマシー」を開始するとのことです。これはオンライン薬局「ミナカラ」との共同実証実験として開始されます。
通常では病院で受け取る処方箋を、薬局に持っていき、そこで薬を処方してもらいます。しかし、それは自分の足で病院と薬局と行く必要があります。
しかし、今回のシステムではコンビニのファミリーマートに送られるため、ファミマに取りに行くだけで良いことになります。しかも、受け取りはコンビニなので24時間可能とのことです。
オンライン診療の普及
オンライン診療は新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛が進んだ時に、耳にすることが多くなってきました。
定期的に通院している方でも病院に行くことは新型コロナウイルス感染のリスクがあるため、行きたくないけど、行かなければいけないというジレンマがあったため、非常に有用なことだと思っています。
このオンライン診療はここ最近に始まった制度だと思っていたのですが、実は1990年代に遠隔診療が開始されており、2018年に現在のオンライン診療ができるような制度ができました。
そして、現在、オンライン診療を可能にしている医療機関は15%ほどと言われています。
やはり誤診や患者の取り合いが起きるため、あまり積極的では内容です。
今後はどうなるか個人的な予想
医療機関が少ない地域の方、移動が困難な方に取ってはオンライン診療で処方箋を出してもらい、近くのコンビニで薬を受け取ることができれば、これほど便利なことはないと思います。
ファミリーマートの出店数はセブンイレブンに続いて、第2位。全国各地にあります。
コンビニで薬が受け取れるようになれば、コンビニの売り上げにも繋がることでしょう。
現在はドラッグストアが市販薬だけではなく、一般食品、生鮮食品を取り扱うようになり、ドラッグストアがスーパーマーケットの役割も奪っています。
コンビニもこれからは薬局の役割を奪っていくため、薬局は生き残りをかけて新しい取り組みを始めると思います。
なんだか、食品、薬、荷物の受け取りなど、現在はそれぞれの得意な分野に特化した業態だったものが、手を伸ばしているため、総合的な店舗になりつつある気がします。
最終的には◯◯グループショップのようになんでも屋が出来上がり、どのグループにするかでの競争になることでしょう。
そうなると差別化できる部分は地域、接客、価格くらいが簡単に挙げられます。
これからは銀行機能も飲み込んでいくと思いますので、ますますなんでも屋さん化していくのだと思っています。
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